2026年1月26日
粉瘤はなぜ臭うのか?医学的にわかりやすく解説します
粉瘤(ふんりゅう)は、皮膚の下にできる袋状の良性腫瘍です。見た目は小さな“できもの”ですが、つぶれたときに強烈なにおいを放つことがあります。
ここでは、粉瘤が臭くなる理由を医学的な視点からわかりやすく解説します。
◎粉瘤の中身は「角質」と「皮脂」
粉瘤の袋の中には、「はがれ落ちた角質」と「古い皮脂」が少しずつ溜まっていきます。これらが貯蔵庫(粉瘤)の中で、長時間密閉された状態となります。
◎細菌が分解して悪臭が発生
貯蔵庫(粉瘤)の中は空気が少なく、嫌気性菌(空気が苦手な菌)が増えやすい環境になります。これらの細菌が角質や皮脂を分解すると、揮発性脂肪酸、硫黄系の化合物、プロピオン酸などができます。
これらが混ざり合うことで、粉瘤独特のチーズのようなにおいや腐敗臭に近い臭いが発生します。
炎症や感染は細菌の増殖を加速し、より強い臭いを発します。袋が破れて中身が外に出ると、部屋中に広がるほどの強い臭いを発する場合もあります。

◎粉瘤のにおいを無くすには?
粉瘤の臭いは「自然に無くなることはありません」
粉瘤は袋ごと取り除かない限り、においの原因となる内容物が再び溜まります。
中身を出そうとして粉瘤をつぶしても、袋が無くならない限りはまた同じようにたまってきます。また、袋が破けて中身が漏れ出すと異物反応が起こり、炎症が起こることがあります。
粉瘤の臭いを無くすには、手術で袋ごと取り除く必要があります。
においが気になるときは医療機関へ
においが強い粉瘤は、炎症や感染が進んでいるサインの可能性があります。
治すには手術が必要です。早めに形成外科を受診することをお勧めします。
「日暮里たかやま形成外科」では、粉瘤の日帰り手術に対応しており、形成外科専門医がしっかりと袋まで取り除く治療を行っております。
さらに、粉瘤を取るだけではなく、傷跡が目立ちにくい切開の方向や縫合方法にも配慮した手術を行っています。
粉瘤ができたかもと不安になったら、まずは「日暮里たかやま形成外科」にご相談ください。